感染予防設備として、大型高濃度プラズマクラスター発生装置3台で壁や床に付着した飛沫や空気を常時除菌、自動換気、さらに夏は除湿機3台、冬は加湿器3台で院内の温度と湿度をきちんと保ち院内感染を予防しています。

診察について
起立性調節障害(OD)とは自律神経の働きが悪くなり、起立時に身体や脳への血流が低下する、特に思春期に多い病気です。

そのため、朝なかなか起きることが出来ない、お昼までしんどくて頭がさえない、立っていると気分が悪く眩暈がするなどの症状がみられます。

また頭痛や腹痛も高頻度に合併します。
症状は午前中に強く、午後からは体調が回復しますが、夜になると逆に目がさえて眠れないこともあります。

このため不登校などの傾向が現れたり、一部成人においても昼夜逆転による出勤困難などの影響がみられます。

診断は、新起立試験法によって行います。この検査は、安静臥床を10分実施し、血圧・脈拍を測定。その後起立した状態で一旦下がった血圧の回復時間を確認後、毎分おきに起立時の血圧・脈拍を起立10分後まで測定します。その脈拍や血圧の変化によりODの診断をいたします。

この試験を自動で行える機器導入により、当院でもODの検査が可能になりました。
上記のような症状でお困りの方はお気軽に相談ください。